HSちば主催 船橋北高校食品配布会 実施報告 2025.12.16

HSちば主催 船橋北高校食品配布会、無事終了しました

2025年12月16日、千葉県立船橋北高校で、HSちば主催、今年度2回目の食品配布会が開催されました。今回初めての中庭での実施となりましたが、12月にしてはそれほど寒くない穏やかな天候も手伝って、会場は心地よい開放感に包まれました。期末考査の答案返却を終え、試験の結果に対するそれぞれの想いを胸に、生徒のみなさんが昇降口の外に出ると、学年ごとに山積みされた食料品がお出迎え。ここから先は、結果が出る出ないに関係なくみんなに届く、フードバンクふなばしと日本食研からの少し早めのメリークリスマス。全員に心からのお疲れ様。中庭にはお昼過ぎまでこども達の笑い声が響いていました。
9:00 PTA・ボランティアスタッフ準備作業




午前9時前、PTAの方々と地域のボランティアスタッフ計12名が会議室に集合、準備作業が開始されました。この1時間半の作業がどれだけハードワークだったかを、この場で説明するのは簡単ではありませんが、少なくとも今日配布会が無事に終えられたことは、こうした目に見えないところでの努力の積み重ねのおかげであるということを、この場を借りてお伝えしておきます。
10:30 食品配布会のスナップ






配布食品の中に、業務用の「ウナギの蒲焼きのタレ」がありました。こども達にとってはさすがに馴染みのないものですが、スタッフから「他の魚でもおいしいんだよ!」「肉にも合うよ!」と言葉を添えられると、「そうなんだ」と持っていくこども達も少なからずいました。たわいのないやりとりですが、視点を変えて見てみれば、こういったことが食卓での家族との会話に繋がり、食事や調味料への興味に繋がり、食そのものへの関心が深まる可能性もあると感じました。
「食が育むこどもの未来」。この言葉はフードバンクふなばしさんのホームページに記されていたのですが、つくづくそう思います。食べる力は生きる力であり、「食」はこども達が元気に人生を歩んでいく原動力です。昨今、様々な社会的要因で、この大原則が十分に保障されない状況が発生しつつあります。この事態に対して具体的に声を上げ、行動していく必要があると考えます。今後も、フードバンクふなばしさん、日本食研さんと協力し、こども達が安心して生きる原動力を享受できるよう活動していきます。そして最後に、フードバンクふなばしの笹田さん、お預かりした食料・飲料、こども達にしっかりとお届けしました!食品配布会の舞台裏(HSちばスタッフ)
