居場所カフェ紹介 県立船橋北高等学校 Café盤楽堂 2025.10.17 テーマ:ハロウィンミニ体験

10月17日金曜日11時、県立船橋北高等学校カフェ盤楽堂オープン。美術部の生徒さんが丹精込めてカフェのポスターを描いてくれました(左)。ありがとうございました。この「Café盤楽堂」という名前も、生徒さんが命名したもの。今年最初のカフェでは、生徒会のメンバーが「船橋北高トリビア」という、学校についてのクイズを作成してくれたり、七夕の際は笹の葉の絵を描いてくれました。さらにこのCafé盤楽堂の運営に関して、地域の商店会のみなさんや、近隣にお住まいのボランティアスタッフのみなさんが積極的に関わってくれています。Café盤楽堂は地域の多くの方々によって運営されています。

 ポスターが示しているとおり、今回のテーマはハロウィン。いつもはお菓子・飲料等を無料で提供しているのですが、今回はハロウィンにちなんで、ひとつノルマがあります。「トリック・オア・トリート!(お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ)」とスタッフに告げること。するとスタッフが「ハッピーハロウィン!」と返し笑顔でお菓子を渡す。つまりハロウィン・スタイルでのお菓子の手渡しを試みたのですが、快く付き合ってくれた生徒のみなさん、どうもありがとうございました。

 ハロウィンのシンボル「ジャック・オ-・ランタン(カボチャの飾り)の絵とハロウィン簡単解説。なぜカボチャの飾りなのか、なぜ「トリック・オア・」トリート!」と言うのかについて、テーブルに置いてある簡単解説を読むと分かります。ハロウィンは、起原は古代ケルト民族の「お盆+収穫祭」で、日本人のメンタリティにフィットする気がします。フィリピン出身のスタッフの方が、フィリピンのハロウィンの話をしてくれました。10月31日にみんなでお墓の周りに座り、故人を思い出しながら飲んだり食べたり話をして一晩中過ごすとのこと。故人を偲ぶ気持ちは誰にとっても大切なものだと改めて思いました。

 ハロウィンのイラストを使った間違い探し(間違い5カ所)を、カフェに立ち寄った生徒のみなさんにやってもらいました。これが結構難しい。でも悩んだ末にようやく手に入れたものって、悩んだ分だけ喜びが増えると思いませんか?みんなで協力して間違いを見つけたら、全員お菓子をゲット!

 手作りゲームコーナー、前回はお月見に射的、今回はハロウィンに手作りピンボール、組合せによって雰囲気が変わります。今回のピンボールも驚きの完成度。手作りどころか、もはや精巧な作品の域。そして各テーブルに置いてある、みんなで楽しめる遊びの大様、トランプ。こうしたアナログゲームって、人の温かみが感じられてほっとします。帰り際に「久しぶりに友達と遊んだ!」という声が聞こえました。

 カフェに立ち寄ってくれた生徒のみなさん、ありがとうございました。次回は12月、のテーマは「クリスマス」です。どうぞご期待ください。(HSちばスタッフ)